食事を記録する

それではいよいよ糖尿病を改善する食事プログラムを開始しましょう。

ところであなたは1日何キロカロリー摂取しますか?

タンパク質は何g程度摂取していますか?

すぐに答えが出てこない場合は、まずは現在の食事を3日間続けて記録してみましょう


これにより、糖尿病改善法の食事を開始する前のあなたの食物摂取量について、おおまかな把握をすることができます。


栄養アプリ(あすけん、カロミル、カロママ、MyFitnessPalなど)などで食事を視覚化してください。

すると、あなたのインスリン抵抗性を引き起こす要因がわかりやすくなり、食事を改善した後に、現在食べている物との違いを知るのに役立ちます。


栄養アプリに食品を入力するという毎日の習慣を作ることは、自己投資として将来的には自分の健康という利益を得ることになります。

低脂肪の食事をしていると思っている方でも、実際は総脂肪摂取量が多いことは珍しくありません。


自分の身体を作るために何を口にしているかを記録することは、インスリン感受性を高め、体重を減らしたりすることにとても役立ちます。

言い換えると、自分が身体のために何を口にしているかを知らなければ糖尿病は治りませんし、体重も減りはしません。


栄養記録アプリにはたくさんありますが、ご自身で利用しやすいものを使用し、食品の栄養成分を観察してください。


まずは現在の食事を3日間記録することから始めましょう。

各食事の他に、間食、飲み物をすべて含めます。


惣菜を食べたりレストランで外​​食したりする場合は、アプリに食品名やレストラン名を入力してみてください。

該当するメニューが見つかるかもしれません。


探しているものが見つからない場合は、似たような食品を見つけて入力しましょう。

記録は完璧を目指す必要はありません


現在の自分の食事の全体像を把握し、摂取カロリーと主要栄養素の比率、食べた脂肪の総量を分析することが目的です。


糖尿病改善食事プログラムではインスリン抵抗を惹起する脂質を控える一方でタンパク質をしっかり摂取する必要があります。(炭水化物については別で扱います)

そのため、まずは自分が何をどれだけ食べているかを考える習慣をつけてください。

それでは、早速3日間の摂取物の記録を始めましょう。


本日はお気に入りのアプリを選び、操作を覚えて、明日の朝から記録を開始してください。

それが終わったら、次のステップに進んでください!

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